韓国ドラマ「涙の女王」感想

韓国ドラマ「涙の女王」を観終わりました。全16話で、1話90分近くあり、非常にボリュームのある作品でした。「愛の不時着」の脚本家ということで、視聴することにしました。

tvNの歴代視聴率を超えて1位になったそうですが、私個人としては「愛の不時着」の方が好きです。しかし、「涙の女王」も非常に面白かったです。題材は異なりますが、やはり演出には共通点が感じられました。

「涙の女王」はこんな話(多少ネタバレあり)


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財閥3世のホン・ヘインは百貨店「クイーンズ」の女性社長です。田舎のスーパーマーケットの息子であるペク・ヒョヌは、クイーンズの法務部で働いています。ホン・ヘインとの結婚により、彼は財閥の婿養子となります。

しかし、ホン・ヘインが流産したことをきっかけに、2人の関係は緊張し、仮面夫婦のような状態になってしまいます。

ヒョヌは、婿の立場や上司である妻によるストレスに加え、夫婦の不和も抱えており、離婚を考え始めます。

しかし、そんな時、ヘインが特殊な脳腫瘍で余命3ヶ月であることを知り、離婚をせずにこの状況が終わることに喜びを感じる一方で、結婚した際の愛情との葛藤に苦しむことになります。

ヘインの余命の間、彼は良い夫であり続けようとし、離婚の意思を悟られないようにします。しかし、2人の関係は徐々に修復され、彼女が本当に助かってほしいという思いも芽生えます。

その間に、財閥の家族は、祖父の後妻(籍は入れていません)による陰謀により会社を乗っ取られ、家を失ってしまいます。ヒョヌの田舎の実家で彼らは受け入れられることになります。

そんな中、ホン・ヘインの脳腫瘍を治療する方法が見つかります。しかし、手術を受けると彼女は記憶を失ってしまいます。

果たして、財閥の家族は元の生活に戻ることができるのでしょうか?ホン・ヘインの記憶はどうなるのでしょうか?そして、ヘインとヒョヌの愛の行方はどうなるのでしょうか?

「涙の女王」の感想(ネタバレあり)

画像Netflixより引用

「愛の不時着」は北朝鮮を舞台にしているため、劇的な雰囲気がありましたが、「涙の女王」は財閥家族の設定でありながら、感動的なラブストーリー 笑いあり、涙ありで面白かったです。

記憶が失われるという要素は、映画「頭の中の消しゴム」のような悲しさを感じました。

財閥家族は一般的には好ましくないイメージがありますが、最初は少し嫌味なところもありましたが、一時的に困難に直面し、人間として大切なことに気付いたと思います。根本的にはみんな悪い人ではないなと思いました。その生活の変化やギャップが面白かったです。

また、ヘインの叔母や弟の恋愛のサブストーリーも描かれており、感動的で良かったです。

「愛の不時着」を久しぶりに観直したくなりました。

 

キム・ジウォン出演作品

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