
ドラマのあらすじ
『アップロード 〜デジタルなあの世へようこそ〜』は2020年に配信が始まった近未来SFドラマです。舞台は2033年の世界。人は死の直前に「意識」をクラウドにアップロードすることで、デジタルの中で“永遠”の人生を送ることができるようになっています。主人公の青年ネイサンは、自動運転車の事故で瀕死となり、富裕層向けの仮想リゾート「レイクビュー」にアップロードされることに。
しかし、そこは楽園のように見えて、実は課金制の世界。追加料金を払えなければ快適な暮らしは維持できず、また現実世界に残した人間関係や陰謀も絡み合い、デジタルな死後の世界で様々な事件や恋愛模様が展開していきます。
私の感想
この作品、名前は前から知っていたのですが観ていませんでした。最近シーズン4が配信されたことを知り、ようやく視聴スタート。私の中で「シーズンが多い作品=面白い」という認識があるので、期待して観たらやっぱり面白いですね。コメディタッチでもあり、SFやサスペンス、さらにはラブストーリー要素もあってバランスが良いです。
近未来の描写が妙に現実的で印象に残りました。例えば、腕にバンドをつけて親指と人差し指をL字にすると画面が出る携帯電話、自動運転車のリアルな描写、そしてカートリッジから料理をプリンターのように再現するフードシステム。料理プリンターはまだだいぶ先になりそうですが、技術的にはあり得るんじゃないかと思わせる説得力があります。
一番のポイントは「意識のアップロード」という発想。デジタル世界は天国のように描かれていますが、実際はお金を払わなければ維持できないし、システム自体が壊れれば存在も消えてしまう。つまり永遠の命ではなく「死の一歩手前に留まる延命措置」のような感じがして、とても考えさせられました。不治の病や事故で危篤になったとき、もう少し生きたいと願う人には「あり」なのかもしれません。
現実のVR技術はまだまだ没入感に欠けますが、日々進化しています。近い将来「本当に旅行した気分になれるVR」とか期待しますね。
もちろん、この先のシーズン4まで観る予定です。これからどう展開していくのか楽しみです。