【核心をついたネタバレは無し】
2023年の映画「終わらない終末」を観ました。視聴した理由は、Netflixの映画ランキングで1位になっていたことと、予告編で砂浜に迫る巨大タンカーのシーンを見て、その後の展開が気になったからです。それ以外にはあまり事前知識はありませんでした。この映画はスリラージャンルです。
出演者は豪華な俳優陣でした。ジュリア・ロバーツ、イーサン・ホーク、マハーシャラ・アリ、ケビン・ベーコンなどが出演していました。
こんな話
ジュリア・ロバーツとイーサン・ホークが演じる夫妻は、子供2人と共に終末に備えて、一軒家の別荘をニューヨーク郊外で借りました。遠くにビル群が見える場所です。
彼らは砂浜で過ごしていると、巨大なタンカーが接近してくるのに気づきました。異常に気づき、逃げることにしました。タンカーはそのまま砂浜に乗り上げました。最近、計器の故障による事故が多発しているようです。
そして、彼らは別荘に戻りますが、インターネットや電話がつながらない状態です。
彼らはラジオやテレビから少しの情報を得ます。その内容は、サイバー攻撃を受けた可能性があるというものです。
その後、不可解な出来事が次々と起きていきますが、それが災害なのか、戦争なのかは不明です。
映画「終わらない終末」感想
この話は「なぜ?」「なに?」が続くスリラーです。そんなに大きな出来事は起こりませんし、誰も死んだり大きなケガをしたりすることもありません。緊張感は持続します。ただし、飛行機が墜落した場面とかはあります。
夜、一軒家の別荘の家主らしき人物とその娘が訪ねて来ますが、彼らは帰ることができず、泊めてもらえるよう頼んできます。ジュリア・ロバーツとイーサン・ホークの夫妻が登場しますが、ジュリア・ロバーツは疑い深く反対しますが、イーサン・ホークは親切で受け入れるタイプです。自分ならどうするか、という話で盛り上がるでしょう。
タンカー事故あたりで思ったのですが、宇宙から地球を見るシーンがあり、太陽フレアなどが関係して電波障害が発生し、インフラが破壊されて破滅していくのかもしれないと予想しましたが、それは外れました。
13歳の娘が「フレンズ」というドラマに夢中で、ネットがつながらなくなったため観ることができず、それを彼女は気にしています。最後に「フレンズ」でオチをつける感じですが、なんだか物足りないですね。
緊張感は最後まで続きましたが、正直言ってイマイチでした。ただ、実際に起こり得る出来事かもしれないと考えると怖いですね。
原作の小説