映画「Winny」の感想

映画「Winny」を観ました。Prime VideoでもNetflixでもみれます。

Winnyと言う言葉は聞いたことある人も多いのではないでしょうか?

ファイル共有ソフトで、それを使うとウィルスに感染して、パソコン内の個人情報がネットに流出するということで話題になった社会現象だったという記憶です。

開発者が逮捕されたが、その後無罪になったところまではざっくり知っています。

この事件を担当した、壇 俊光弁護士のブログを元に小説にした「Winny 天才プログラマー金子勇との7年半」が原作のようです。

このソフトを使って違法なアップロードや著作権侵害した人が悪いのであって開発者が逮捕されるのはおかしいということです。これでは開発者が委縮してしまいます。

金子勇さんは、社会を混乱させる意図はなく、ただそこに山があったから登ったということが映画の中でもわかります。


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警察の裏金事件も同時に描かれるのですが(実際にあったことです。)それが告発されて、証拠になったの資料がWinnyで流出したのです。

そういうこともあって警察が無理に逮捕に動いたのかな?

7年半、金子勇は時間を奪われ、復帰後半年で他界してしまいました。

この方がその7年半の時間が奪われなければ、日本のIT技術はというのは、世界をリードしてたかも知れません。iPhoneandroidも、TwitterYouTubeもすべて外国のものですからね。

 

金子勇さんを演じた、俳優の「東出昌大」さんが、良い演技でした。スキャンダル後の東出さんの人間性が自然体で好きです。
弁護士役の「三浦貴大」も良い演技でした。最近、いろんな作品で目にしますが、親のイメージもなくなったかなと思います。

 


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