「沈黙の艦隊」この作品は30年前の漫画が原作となります。私も読んだはずですが、結末はおぼえてません。
2023年に劇場公開した映像とその続編の未公開シーンがたくさん含んだドラマのようで全8話です。
沈黙の艦隊はこんなはなし
海上自衛隊の潜水艦が衝突して沈没し、乗員は全員死亡したと思われましたが、日米が極秘で開発した日本初の原子力潜水艦「シーバット」の乗員にするための偽装工作でした。
そして、その潜水艦はアメリカ艦隊に所属していましたが、逃亡して独立国家「やまと」を宣言しました。
アメリカは「やまと」をテロリストとみなし、攻撃を開始します。しかし、「やまと」は戦闘をくぐり抜け、日本に到着して首相と会談します。日本と「やまと」は同盟を結び、補給も受けることになります。
「やまと」は核弾頭を保有していると宣言し、その艦長である海江田の目的は、所有する核ミサイルを抑止力として世界平和の実現を目指すことです。彼らは国連での会合を提案し、ニューヨークを目指しますが、東京湾でアメリカ第七艦隊と対峙します。
沈黙の艦隊の感想
映像的には、自衛隊なども協力したと思われるかなりの大作です。世界配信もされているので、日本ドラマとしてはレベルが高いです。
原作では1988年の話ですが、ドラマ上では時代背景は曖昧なようです。
合衆国大統領や米軍の将校など、たくさんの登場人物がいますが、全然知らない俳優さんです。大統領くらいは有名な俳優さんでもいいのではないかと思いました。
トミリー・ジョーンズのような俳優さんがCMで軽く使われているなら、このドラマにキャスティングできるのではないかと思いました。
潜水艦の場面では映像が地味になりがちですが、緊張感のある戦闘が描かれます。
戦闘で犠牲者が出たのか、出てないかもハッキリしません。戦争物を描くなら、そこはしっかりと表現しないと捉え方も違ってきてしまうかなと思いました。(みてる限り犠牲者はいないようですが、ミサイル撃ってるしそんなうまくいかないでしょ)
日本は「やまと」と同盟を結びますが、米国とは良好な関係を維持したいと言っています。
私は、その時に株価や為替の状況がどうなっているのか?など現実的なことを考えてしまいました。
シーズン2が決まってますが、結末はどうなるのでしょうね。現実の政治もアメリカの言いなりではなく、真の独立国家となってほしいと思いますが、それによって軍拡などは反対ですけれども。
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