Netflixドラマ「Away -遠く離れて-」感想  シーズン2はあるのか?

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「Away -遠く離れて-」はこんなドラマ

Netflixオリジナルシリーズとして2020年に配信されたアメリカのSFドラマです。
人類初の火星有人飛行を描き、船長エマ・グリーン(ヒラリー・スワンク)を中心に、宇宙飛行士とその家族、そして地球に残された人々のドラマが展開します。
ミッションは3年間。遠く離れた地球の家族との交信、宇宙船内でのトラブル、そして人類初の火星着陸に挑む緊張感が見どころです。

「Away -遠く離れて-」の評価と感想(ネタバレなし)

面白かったです。舞台設定はスマホや車などの描写から現代とほぼ同じでリアリティを感じました。ただし月面基地から出発している点から、ほんの少しだけ未来の時代という印象です。
SFなので宇宙空間の描写が中心かと思いきや、むしろ地球に残された家族の物語が多く描かれており、家族愛や人間関係が物語の軸になっています。

もちろん宇宙船内でのトラブルはすべて命に直結していて、観ている側もハラハラドキドキ。自分に置き換えると、家族が火星へ行く/自分が宇宙飛行士として死を覚悟する、という究極の選択に考えさせられました。

BGMに流れる「月の光(ドビュッシー)」が秀逸

予告編でも流れている、船長の夫マットが弾くピアノ曲「月の光(ドビュッシー)」。
宇宙にいる妻エマの好きな曲として演奏される場面があり、このドラマにぴったりの美しく幻想的なBGMです。宇宙空間の孤独感と安らぎを同時に感じさせる名シーンでした。
私はこのドラマをきっかけに寝る前に聴くようになったほど、印象に残る音楽でした。

シーズン2はあるのか?(ネタバレ注意)

物語は「出発から帰還までの3年間」を描くとされていましたが、シーズン1は火星着陸で終了。帰還の物語は描かれませんでした。観ていて「シーズン2で地球帰還を描くのでは?」と思いましたが、基地建設や長期滞在を扱う内容ではなかったため、やや中途半端に終わった印象もあります。

制作総指揮のアンドリュー・ヒンダーカーは「マルチシーズン構成を想定していた」とコメントしていましたが、残念ながら本作はシーズン1で打ち切りとなりました(Netflix公式が2020年10月に発表)。そのため、補給船ペガサスやその後の火星ミッションは描かれないままです。

まとめ

「Away -遠く離れて-」は、単なるSFではなく「家族」「使命」「人間ドラマ」に焦点を当てた作品です。宇宙でのサバイバル要素に加え、遠く離れた家族との絆を丁寧に描いており、感情移入できる部分が多いドラマでした。
惜しくもシーズン2は作られませんでしたが、“火星に挑む家族の物語”として1シーズンで完結しているので、宇宙ドラマ好きやヒラリー・スワンクのファンには一見の価値があります。