2022年の韓国映画「愛に奉仕せよ」を観ました!この作品はAmazonプライムやNetflixで視聴できますよ。
この映画はハードで生々しい性描写がありますが、ノーベル文学賞候補作家の閻連科(えんれんか)さんの小説「人民に奉仕する」を原作としているため、文学的な要素も感じられます。
こんな話&感想
物語は、北朝鮮をイメージしていると思われます。主人公のムグァンは師団長とその妻が住む屋敷で炊事兵として働いています。彼は家族のために出世を目指して一生懸命頑張っています。
ある日、師団長は軍の作戦のため数ヶ月間留守になります。その間、ムグァンは師団長の妻であるリュ・スリョンの世話をします。最初は奥様と呼ぶな、歳を取っているみたいだからお姉さまと呼べ!(4歳差)など立場を利用して女王様のような態度をとっていましたが、誘惑に応じた後は立場が逆転し、ムグァンがリードする感じになります。禁断の愛が始まるのです。
結婚した最初から師団長は戦争で男性機能を失っているようで、リュ・スリョンはそのような行為を求めていたのだと思います。また、自由や解放感を感じたかったのかもしれません。
私は性描写にドキドキするわけではなく、いつバレるのかハラハラします。姉さんを連れ出して自転車で2人乗りするなど、まるで青春ラブストーリーのような場面もありますが、田舎ですが誰かに見られないのか?外にはいつも護衛兵が立っていますし。死と隣り合わせの禁断の愛、それがこの映画の真髄なのです。リュ・スリョンは妊娠してしまったかも?、、、
やがて師団長が帰ってきます。果たして物語はどのような結末を迎えるのでしょうか…?
エンドロールの後にも続きがあるので、見逃さないようにしてくださいね!