2018年制作 「運び屋」監督・主演 クリント・イーストウッド
Amazonプライムビデオ・Netflixで視聴可能
退役軍人であるアール(クリントイーストウッド)は、ユリ栽培の農園を経営していて賞なども受賞している。しかし家庭を蔑ろにして関係は最悪。一緒に住んでないのでたぶん離婚している、娘の結婚式も農園のイベント関係で欠席したのか、娘は口もきいてくれない。
それから12年後、農園経営が悪化して差し押さえられてしまう。この時に90歳ですね。
孫娘の婚約パーティのような場所に呼ばれるが、奥さんと娘に遭遇するが、奥さんたちは、会いたくないと帰ってしまう。
その時にボロイ車に乗ってきていて、孫娘の婚約者の友達に声をかけられる。あなたのような慎重なドライバーを探している。もし仕事に困ってるなら連絡くれと名刺をもらう。
それが「運び屋」の始まりです。
メキシコの組織にブツを運ぶ単純なお仕事です。90歳のおじいちゃんですから警察の目も逃れられるって感じですかね。
孫ぐらい若い男たちに命令されるのですが、おじいちゃんだからけっこう優しく対応する。スマホの使い方なども教えてくれます。
目付役みたいな人がきて最初はおじいちゃんに厳しかったんですが、だんだんと親しみを感じていきます。
得た報酬は、孫娘の結婚式のお金、退役軍人グラブのお店修復など人が喜ぶことにお金を使って行きます。
運び屋も回数を重ねるごとに大量のブツを運ぶことになります。記録を達成してレジェンド化していきます。メキシコのボスが会いたいいうレベルです。
さてどのような結末むかえるのか?家族との関係をとり戻せるのかのか?
いや~面白かったですね。おじいちゃんが可愛く感じました。怖いもの知らずというか落ち着きというか前向きなところが、長い人生の経験者ですね。老いるのが怖くないと少し感じました。
実際のクリントイーストウッドの年齢は現在92歳。2021年にも新作を撮っています。他の作品も観たくなりました。