2008年制作 映画「グラントリノ」Amazonプライムビデオで視聴
監督・主演 クリント・イーストウッドです。
クリント・イーストウッドの「運び屋」という映画を観て、他の作品も観たくなりました。
「運び屋」の時は90歳の役を演じていました。「グラントリノ」は今から14年前の映画なので実年齢で78歳ぐらいの時の映画ですね。すでにおじいちゃんですね。
これも良かったですね、またカッコイイおじいちゃんでした。
大筋のストーリーを説明します。
舞台はデトロイト、車産業で有名なところですね。奥さんのお葬式から始まります。頑固で偏屈なおじいさんコワルスキー。家族たちとの関係は良くないです。息子2人も今後の面倒をどうするかと煙たがれます。孫娘はおじいちゃんが死んだら、ソファや車「グラントリノ」を頂戴と言われると。コワルスキーは唾を吐きます。コワルスキーは朝鮮戦争の経験がありその後に車メーカーの「フォード」で50年働きます。しかし息子はトヨタの車に乗っているのも気に食わない。
奥さんがなくなったので、ポーチと芝生がある1軒屋に1人暮らしになります。犬はいます。
近所は移民の東アジア人(モン族)しかいません。隣人の暮らしをみて野蛮人と言い、人種差別意識をもっています。車の会社に勤めていて日本車も気に食わないし、朝鮮戦争で戦ったりもしたのでアジア人にはそういう意識があるのだと思います。
ある事がきっかけで隣人の青年タオとその家族たちとの交流を持ちます。ホームパーティに参加などもします。家族よりも自分が嫌っていたアジア人とのふれあいが心地よくなるんですね。
しかしタオの従弟は、ギャングでその仲間になるようにしつこくちょっかいを出されます。それを拒否するタオに暴力を振るいます。
それに対してコワルスキーはギャングたちに警告をするわけですが、それが仇となって返ってくることになります。
後悔するコワルスキー、これを解決するために行動します。けっこう予想外の衝撃なラストでした。
タイトルの「グラントリノ」は車の名前なんですね。ブレイキングバッドシリーズの「エルカミーノ(シボレー)」という車のタイトルの映画もあります。外国の車の名前は映画のタイトルになるとカッコイイですね。「カローラ」とか「スバル」とか日本車だとイマイチですね。
いや~しかし「クリント・イーストウッド」良いですね。今まで観てこなかったのでこれからも作品を観ていくのですが、新しい作品から観てるのでどんどん若返っていきます、次の作品は何歳だろうか?