モキュメンタリ―「PORTAAL-X~ドアの向こうの観察記録~」第1回無料配信をみた。

まず、モキュメンタリーとは何か? フィクションをドキュメンタリー映像のように見せる手法を意味する言葉です。

その手法を使って制作されたドラマが「PORTAAL-X~ドアの向こうの観察記録~」です。WOWOWが制作しています。1月12日から放送。配信されています。

第1回「フードインベーダー」がYouTubeで無料で観れます。1話完結します。


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こんな話

1973年に突如発見された「ポータル」と呼ばれる異次元への扉を通じて、私たちはこの世界とは異なる平行世界に足を踏み入れます。今回は、ポータル5番の扉を通って、世界的な食糧危機に苦しむ世界を取材しました。取材先は、食品企業であり、その企業は宇宙ステーションで食料を栽培し、調理してからカプセルに詰めて地球に送り届けるという方法で食糧を供給しています。この光景は、まるで流れ星のように美しいものですが、その費用は1回につき約1000万円かかり、富裕層のみが利用可能です。一般の人々は、栄養ゼリーやサプリメントなどを食べています。

この世界では、どのような出来事が起きて食糧危機に至ったのか、取材を通じて探っていきました。この危機の引き金となったのは、「ハイベジタブル」と呼ばれる夢の野菜の発明でした。

番組の中では、この食糧危機を指して「ハイベジ禍」という言葉が使われていました。

感想

突拍子もない話ですが、その番組はまるでドキュメンタリーのように作られており、生々しい印象を受けますね。マルチバースを行き来できるという設定は、映画『エブエブ』などにも出てきますね。

平行世界という概念は、SFの話だけでなく、理論物理学の分野でも研究されています。(知らんけど)

しかし、未来の出来事として考えると、こんな展開も起こり得るのかもしれませんね。例えば、今のようにマスク着用が当たり前の社会になるなんて、私たちは予測できなかったでしょう。何が起こるかは分かりませんからね。

第2回の予告が最後に流れましたが、死んだ漫画家が電脳技術によって蘇り、苦悩する様子が描かれるようです。他の回では、「ラストベイビー」という話があり、国内で6年ぶりに子供が誕生するなどのエピソードもあるようです。

AIや少子化問題など、社会的なテーマが取り上げられているようですね。

全8話あるそうですが、WOWOWオンデマンドに入会すれば視聴できるようです。ただし、月額2,300円かかるようです。いつか、別の配信サービスで取り扱ってくれないかな。


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画像YouTubeより引用