「ウォーキング・デッド」シーズン11完結の要約と感想~最終回から見える今後の展開

TWD

12年間続いた人気ドラマ「ウォーキングデッド」がついに完結しました。ファイナルシーズンは8話×3部構成の全24話です。この記事では、シーズン11の要約と感想をお伝えします。

シーズン11の要約

シーズン11では、主人公たちはコモンウェルスという人口5万人の巨大コミュニティに加わります。コモンウェルスでは旧世界と同じような生活が送れますが、貧富の差や特権階級が存在します。その裏では、周辺のコミュニティを支配しようとする陰謀が進行しています。 それに気づいたダリルや仲間たちは、コモンウェルスの指導者パメラと対立し戦闘になります。最終的にパメラは敗れ、新たな体制で平和が訪れます。ダリルは旅立ち、行方不明だったリックやミショーンを探すことにします。

シーズン11の感想

シーズン11は最後だけあって基本に立ち返った部分もあり面白かったです。特に印象的だったのは以下の3つです。

ゾンビが進化したこと

壁をよじ登るゾンビや武器を持つゾンビが登場しました。これまでは、ただノロノロと歩いている感じでしたが、この動きは脅威ですね。

ニーガンとマギーら仲間たちの関係性

ニーガンはかつて最強で残虐な敵だった人物です。しかし今は味方になりました。過去に、マギーの夫や仲間をバットで頭をグチャグチャに潰したのです。その後、とらえられましたが、リックは決して死刑にすることはありませんでした。数年が立ち、新たな敵が現れた時、ニーガンの力も必要になりました。その後、自由に歩き回れるまで解放されました。決して誰もニーガンを許してはいないと思いますが、もう脅威ではないという信頼を得ていました。ニーガンも誠意を見せていたと思います。一番憎まれても、しょうがないマギーとの再会、最後は正面に座って語る場面までの気持ちの変化。ここまでの距離を縮め方は不自然ではなかった。非常にうまい脚本だったなと思います。

家族と仲間というテーマ

旧世界の家族とは血筋であったのに対し、終末の世界では、仲間たちや他人の子供も家族であり得ることを、この作品から感じました。これから日本も少子化が進みますが、気の合う仲間たちで生活することが「家族」という概念を再定義する必要があるかもしれませんね。

最終回の緊迫した場面で、ダリルは「敵はひとつ、ウォーキングデッドだ!」と言いましたが、これは人間同士の対立ではなく、ゾンビによる絶望に立ち向かうという意味でした。

ウォーキングデッドの世界

ウォーキングデッドシリーズは、現在、3つの作品があります。

ウォーキングデッド


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2010年から2022年まで放送された本編で、11シーズンにわたって生存者たちの苦闘と成長を描きました。

フィアー・ザ・ウォーキングデッド


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2015年から放送中のスピンオフ作品で、本編と同じ世界線で起こる別の物語です。本編から移動したキャラクターも登場します。現在7シーズン目で、核爆弾による汚染が起きています。8シーズン目も予定されています。

ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド


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2020年から2021年まで放送されたスピンオフ作品で、2シーズンで完結しました。若い世代の生存者たちが旅をする物語です。ゾンビの起源や人間が作ったウイルスというような会話もあります。また、本編では主人公のリックがヘリコプターでどこかへ連れ去られて以来行方不明になっていますが、ヘリコプターはこの物語にでてくる市民共同体という謎の組織のものだと判明しました。リックと一緒に運ばれた女性が兵士として登場してます。

今後のウォーキングデッド

ウォーキングデッドの世界はまだ終わりません。2024年にはリックとミショーンを主役にしたスピンオフの予定もあります。過去や現在のエピソードだけでなく、未来への展望もあるかもしれませんね。
その他、マギーとニーガンが主役の「ウォーキング・デッド デッド・シティ」ダリルが主役の「ウォーキング・デッド ダリル・ディクソン」などのスピンオフが予定されています。まだまだ終わりませんね~楽しみです。

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