2019年 アメリカ映画「ミッドウエイ」
監督 ローランド・エメリッヒ
Amazonプライムビデオ・ネットフリックスで視聴可能
太平洋戦争 真珠湾攻撃からミッドウエイ海戦の話です。
他の方のレビューを見るとあまり評判はよくないのかな?
史実ですから、それをCGで再現したという迫力な映像でした。
主要な登場人物も、実際の歴史上の人物です。
日本海軍将校 山本五十六(豊川悦司)、山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)です。
3人とも雰囲気あり、良いキャスティングだったと思います。
ストーリー的には少しフィクションだとは思うんですが、実在した米軍のパイロットが、もうダメかと思いきや空母に帰還するところなど印象的です。
日本軍側の描き方としては、炎上する空母で艦長である浅野忠信が、整列した船員に最後の命令を出します。自分は責任を取り艦に残る、みんな脱出するように指示します。
副官のような人が「私も残ります!」「よし、許可する一緒に月見でもしよう」的な事を言います。 私が副官だったら、え、そうなの拒否してくれるんじゃないのと情けないことを思ってしまいます。
さらに若い将校が、「私も一緒にいさせてください!」しかしこれは拒否されます。
「君は若いからダメだと」
そして脱出した船から浅野忠信が残る空母に魚雷を打ち爆発します。
こういうところは、いわゆるサムライの切腹的な感じですね。
他の方のレビューで反日映画とかありましたけど、私はそんなに感じませんでしたね。
歴史の事実を描いた映画だなと思いました。