配信サイトは?どこで観られる?
アメリカ版「THE KILLING」は、日本では残念ながらNetflixでの配信は終了していますが、現時点ではHulu(日本版)とAmazon Prime Videoで視聴可能です。内容はどちらも同じですが、番組によってエピソードの長さや仕様に差がある可能性もあるため、各プラットフォームの表記にご注意ください。
シーズン1〜シーズン3を見た感想
以下は、Huluに沿った視点で書いた私の個人的な感想と、物語が進むごとの印象評価です。
シーズン1〜2 衝撃の犯人と仕掛け
シーズン1と2で描かれるロージー・ラーセン事件は、一見誰も予想できない犯人によって解決し、その展開の驚きはまさに名作の証。観ていて「あっ!」となる瞬間が強烈でした。
シーズン3 再び巻き起こる新事件
シーズン2完結から1年後が舞台。刑事ホールダーは以前の荒れていた姿からスーツ姿の刑事になり、一方リンデンは刑事を辞め、フェリー乗り場での生活へ。だが、新たな殺人事件と複雑に絡む過去の殺害事件が明らかになり、再び刑事コンビとして奔走しています。
各話の感想ポイント
第1話「新たな殺人と過去の事件」
首を切られた少女の遺体が発見され、ホールダーが過去の事件についてリンデンに接触する物語の導入部。
“ジャンキーだったホールダーがスーツ姿で登場”、“首を切られた遺体の衝撃描写”…アメリカらしい強烈な描写がいきなり飛び込んできて、観る側を一気に引き込みます。リンデンの人間味も相まって、導入部としては完璧な立ち上がりでした。
第2話「異常な選択」
少女殺害事件と過去事件に共通点を見出したリンデンが、当時犯人とされた死刑囚に疑惑を持ち始める展開。
プレイヤー視点では「あれ??」が尽きない回。ホールダーとリンデンが再び事件に引き込まれる様子が見応えあり。視聴者参加型のミステリー感が増してきます。
第3話「17体の遺体」
母親を殺された少年の描いた森で、リンデンが10代の少女の遺体17体を発見し、再び捜査に復帰する展開。
一気に本格化する物語。17体という衝撃の事件を前に、リンデンが復帰するシーンはこれからの展開への期待感を大いに高めます。
シーズン3の評価まとめ
このシーズンは「引き締まった展開」「暗く生々しいシーン」「名演技」が光ります。批評サイトでは好評価も多く、中には“シーズン2よりテンポが良くなった”という声も。 ただし一部では“人物追加が唐突”という評価もあり、評価は賛否ですが、「良リブート」と評価する視点が強い印象です。
おすすめ視聴スタイル
- 犯罪ミステリー好きにぴったり。
- ホールダーとリンデンの人間ドラマに惹かれる方。
- アメリカらしいダークでじっくり見せるドラマに興味がある方。
まとめ
「THE KILLING」は、視聴者を引き込む犯人と構造、重厚なキャラ描写、そして陰鬱な雰囲気が魅力の作品です。特にシーズン1〜2の完結には驚かされ、3では新たな事件との連鎖でさらに引き込まれました。
HuluかAmazon Prime Videoで視聴可能ですので、ミステリー好きの方はぜひチェックしてみてください。